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どうしたらいいですか?

起立性調節障害で来られている方が「どうしたらいいですか?」と言われました。ずっと朝が起きるらのがつらかったのですが、最近良い状態が続いておりました。

ところが、先週はもう一つ起きるのがコントロールできなかったようでした。そこで先程の質問をされたようです。

初めて聞かれました。私はとても良い兆候だと思いました。自分の意思が出てきたからです。

「どうにかしないかと」

起立性調節障害の症状が出ると、気持ちも身体も前向きになれません。その状態に慣れてしまうものです。自分で方向を決めれる兆候です。

あとひと踏ん張りで次の段階、もっと元気になれますよ。頑張りましょうね!



年賀状ありがとうございます。

今日から診察です。患者さんからポストにたくさんの年賀状が入っておりました。読んでいると嬉しくなりました。本当にありがとうございます。

まだまだ十分にご期待に応えて入れてない点も多くあると思います。一層努力をしていきたいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

違う世界が見えました!

「違う世界がみえました」

頑張って来て頂いている患者さんが話されました。

最初はここに来るにもご家族の方がいなければ来られない状態でした。

少しずつ身体を慣らして行く方針で、最初は帰りに三ノ宮で降りて、センター街の入口迄、次はセンター街の終わりまで、最終は大丸のデパ地下迄行く。

そんなことをじっくりとしながら、気が付けば京都まで行けるようになりました。

そんな自信を取り戻したことから、このような言葉が出たのでしょうね。

もうどこでも大丈夫です。

自分で好きな所に行けるというのは本当に幸せな事ですね。少し時間はかかって申し訳なかったのですが本当に良かったです。

 

 

LEE先生(李漢栄医師)のこと

早いものでLEE先生がお亡くなりになられて5年目となります。

とても面白いドクターで、患者さんの事を真剣に考えられていました。

頭が良くて、医療の事、病気の事、教養についてたくさん教えて頂きました。

とにかく楽しい方で、良く鍼灸院に「寿司の注文をお願いします」いたずらの電話がかかってきました。番号通知でLEE先生とわかっているのですが、こちらも「今すぐお持ちしましょう!」と話していたのを思い出します。

ダイビングを教えて頂いたのもLEE先生でした。LEE先生曰く「僕がダイビングを好きなのは、唯一競争のないスポーツだからです。」と言っておられ、そんな考え方もあるのかと納得をしました。

クリニックが神奈川県の藤沢にあったので、お邪魔させて頂きました。

クリニックには、犬が走り回って、鳥が鳴いていて、ピアノがおいていて、世の中にこんなクリニックがあるのかと驚きました。バイオリニストの穴澤雄介さんのライブもクリニックで行って、夢のようなクリニックでした。私の理想ですね。

良くお酒も飲みました。1日4リットルビール飲んでると言ってました。

一度LEE先生に「二日酔いで診察しても問題ないのですか?」と尋ねると、「診察が正しければ二日酔いでも、三日酔いでも関係ないです」といわれてました(笑)

お亡くなりになる前にLEE先生の所へ行きました。本当にフラフラの状態で、声も出にくい状況で、患者さんに説明をされていました。すごい人だなと改めて感じました。

もうこんなすごい方にお会いする機会はないかと思います。短い間でしたが、お会いできたことが私の一生の財産です。ありがとうございました。

LEE先生のブログ 異端医師の独り言

良ければお読みください。

 

 

 

いたずらカー助 濱 昌宏著 

本を頂きました。

とてもかわいい本で心がほっこりとしました。

こういう本を読むと気持ちが優しくなれますね。どうしても医療系の本が多いので、こういった時間が大切だなと感じます。

以前、あなたの本棚をみれば、どういった人かわかると言われたことがあります。その通りですね。

とても良い本でした。おすすめです。

追記 著者の方曰く、アマゾンでたくさん注文して頂くよりも、書店で署名と著者を伝えて戴く方が嬉しいでそうです。

そう言えばネットで注文ばかりになってました。本屋さんに行く時間も大切だと改めて思いなおしました。